2023.01.20ブログ
相続税の基礎知識① 相続と贈与
多くの人が「まだ元気なのだから、すぐに相続のことなど考える必要はない」や
「相続税がかかるほどの財産はないから関係ない」と思っておられるのではないでしょうか?
2015(平成27)年の税制改正から、相続税はお金持ちだけの申告ではなく誰もが申告が
必要になる可能性のあるものとなりました。
ぜひこのブログをきっかけに、ご家族と相続について話し合いがもてるよう「分かりやすい」
相続のコラムを掲載していきたいと思いますので、是非ご活用ください。
相続と贈与は何が違う?
みなさんは相続も贈与も財産を引き継ぐという事はご存じかと思います。
では、何が違うのでしょうか。
相続は財産を持つ人が亡くなってから引き継がれるもので、亡くなった方の遺言書がない限り、
その財産を受け取れる人や割合は民法で決められています。
一方、贈与はその人が生きている間に財産を渡したい人に対してどれだけあげるのかを自由に
決めることができます。
相続できる財産
プラスの財産(資産)
・現金、預貯金
・有価証券
・宝石
・土地、建物などの不動産
・貸付金、特許権、著作権などの金銭に見積もることができるもの など
マイナスの財産(負債・債務)
・住宅ローンなどの借入金、未払金などの債務
・未払いの税金
・葬儀費用 など